2002-01-01から1年間の記事一覧

武蔵と満天

「来年の大河ドラマ『武蔵』の音楽担当、誰だか知ってる?」 「いや、知らん」 「ぼく毎年誰が担当するか楽しみでさ、過去には芥川也寸志、池辺晋一郎、山本直純、三枝成彰等々といった大御所が担当してきたけど、ここんとこ数年はあまりビッグネームではな…

このあとのNHKの番組から

かねてから一部で報道されていたとおり、紅白歌合戦で平井堅と中島みゆきは中継で歌うことが正式に発表された。紅白で歌手が中継で歌うのは1990年以来である。この年は長渕剛がわざわざベルリンまで行って悪態をつきまくった中継や、宮沢りえが高輪のビルの…

LIER

今思えば『古畑任三郎』の犯人が観念した時のシーンはどれも美しかったな、と思う(例外もあるけど)。 古畑と犯人の息を飲む言い合いの末、強硬な抗弁を続けていた犯人がついに降参する。そして静かに自分の素直な心情を古畑に吐露する。まるで旧友に語りか…

安漫画

しばらく前、復刊ドットコムというサイトで『T.Pぼん』(藤子・F・不二雄)の復刊リクエストを募っているのを見つけて、自分も好きな作品だったので復刊を希望する一票を投じておいた。やがてその甲斐あってめでたく出版社と交渉が成立して、今年の8月…

シャバドゥビダーイェー

結局わかりませんでした。 NHK「爆笑オンエアバトル」のバケツとボールの重さ。 10組の芸人がお笑いネタをやって、100人の審査員がそれぞれについてマルかバツか判断し、マルならボールをバケツに入れる。バケツ+ボールの重さ(単位:キロバトル(kB))を計…

天然色

カラーの写真や映画がいつごろ始まったかという歴史には、昔からとても興味がある。子供の頃は、戦前の映画はみんなモノクロかと思っていたが、調べるにつれ『風と共に去りぬ』は1939年製作で既にカラーだったとか、それどころかディズニーのアニメは1932年…

常套句

マエストロ小澤征爾は最近はタクトを持たず、素手で指揮をしている。 なんでもある時、演奏会にタクトを持ってくるのを忘れて、しかたなく素手でやってみたらこれが思いのほかやりやすく、それからはタクトを使うのをやめたそうだ。 さて今週の週刊朝日のグ…

企業人、ノーベル賞をもらう

ノーベル賞日本人ダブル受賞、おめでとうございます。 とくに島津製作所の43歳の研究員さんが受賞したのには、ひっくりかえるほど驚いた! でも考えてみれば企業で開発された実験装置で「おお、これはすごい」と思うものはいくつもある。そのアイデアによっ…

スナフキンも使っている…のか?

10月だって? うわ、もう今年も4分の3終っちゃったよ。どうするよオイ? という感じでありますね。 9月中は名古屋と新潟に計3回の出張に出ていた。今回、間際まで宿泊先確保をサボっていたのがきっかけで、今さらだが初めてウェブサイトでホテルを探して…

土曜8時は笑ってちょうだいね

最近仕事が忙しくて、しばし現実逃避して『8時だョ!全員集合伝説』(居作昌果)を読み始めたら、面白くて面白くて、一気に読み終えてしまった(しょせんその程度の忙しさだったんだな)。もちろん幼少時によく見ていた番組だが、それがスタートしたいきさ…

笑って話すか

昨年9月11日の夜は、折しも名古屋駅に新しくできたツインタワービルの展望台に上って夜景を見て、降りて来たところでニュースを知った。貿易センタービルと名古屋の駅ビルでは規模が違うとはいえ、TV画面の中で燃えているビルとさっきまでいたビルがダブって…

内山世代

内山安二氏の漫画といえば、我々の世代で小学生の頃に学研の「科学」を読んでいた人にはすっかりおなじみであろう。 私が読んでいた「6年の科学」には『炭九とドウナルノ・ダン』という科学漫画が連載されていた(なつかしいなあ、久しぶりに思い出したよこ…

Mac仕事に関する今日日の私(わからない人すみません)

(1) Macのアプリケーションについて、ある工専の先生が書いておられるページを見ていたら 「使いやすいのはEGWord(ワープロソフト)、クラリスドロー(お絵かきソフト)、DeltaGraph(グラフソフト)だというのが私の結論」 とあった。まさに私の使っている…

トマトジュース中毒

1ヶ月ぶりに市立図書館に行った。最近ずっとこんなペース。図書の貸出期限は2週間なのだが1ヶ月くらい借りているのが常になってしまった。ごめんなさい>泉野図書館さん 1回に4冊前後借りるから、このペースだと年間50冊くらいしか借りていないことにな…

気分は軽薄エッセイ

忘れた頃にやってくる【似ている歌シリーズ】 『プロフィール』(倉沢淳美) ♪1967年 4月生まれ いま17才… 『Special Love』(米米CLUB) ♪もう何もいらない 濡れた唇から special love… いや似てるんだってば。 『気分はだぼだぼソース』を読む。 椎名誠198…

隣どうしのつきあい方  −『バナナ村に雨がふる』『オランガタン』−

『バナナ村に雨がふる』が登場した1987年は、じつは私にとっては「みんなのうた」空白期だった。既に自分がいいトシになっていたということもあるが、新曲の中で自分好みの曲の占める割合が少なくなったという理由のほうが大きい。少年の頃に比べて番組のカ…

終りなき旅

早いものでもう8月ですね。ここ2週間くらいはずっと仕事で文章を書いており、ようやく昨夜完成して原稿を発送したところ。こういう仕事って、早めに終らせようと思っていても、結局締切りギリギリまで手元において手直ししてしまう。見るたびに直すところ…

栗田ルパン

久々にルパン三世の新作アニメを見た。今回は主要登場人物の出会ったきっかけが描かれるということなので見ておこうかなと思って。話自体はそれほど意外性はなかったけれど、思えばルパンの声を栗田貫一が担当するようになってから私は初めて見たわけだ。 元…

ふぐの子の糠漬け

今日も暑かった。今日の時点で北陸と東北以外は梅雨明け宣言が出ているけど、北陸ももう明けたと見てもいいかもしれない。よせばいいのに昼間の炎天下を町まで自転車こいで行ったり、夕方はプールで泳いだりして、なんだか小学生の夏休みのような一日だった…

研究日記

研究日記の更新するのは10ヶ月ぶりになってしまいましたな。近況というより遠況ですが、その間は仙台(セミナー)、神戸(国際学会)、韓国(研究打合せ)、平塚(国内学会)に出かけておりました。今後の予定は9月にシンポジウムの招待講演(!)と国内学会…

究極のモノづくり

スイスの超複雑時計のドキュメンタリーをTVで見た。 年に一度、品評会があるそうで、出品された腕時計には数千万円の値がつく。どうせ金持ちの道楽だろう、 2000円のデジタル時計してるオレとは無縁の世界だわな、と思いながら見始めたが、その第一印象は…

みんなのうた・エピソード1

夏じゃのう。梅雨はまだ明けていないが陽射しは強い。気温も連日30度を超えている。海にでも行って一日中浸かっていたいものだなあ(詠嘆)。 以前も書いたけど石川県では『かがのと505』というローカル番組の中で、昔の『みんなのうた』が毎日2曲ずつ映…

エッセイコミック

仕事のほうで懸案だった事案が1つ片付いたと思ったら、今度はいつも使っている装置が故障して作業ができなくなってしまった。一難去ってまた一難。仕事のことは仕事ページに書くのが筋だが、あちらの近況に「装置が壊れました」なんて書くのは非常に憚られ…

グローバルスタンダードっていったい…

書店で『電脳なをさん(4)』(唐沢なをき)を立ち読みしていたら、G4キューブを発売したせいでアップルの株価が大幅に下がったという話がネタになっていた。ふーん、やっぱり評判悪かったのか、キューブ。なんだかまた世間から一歩ずれたような気がするな…。…

違いのわからないリサイクルゴールドブレンド

しつこく【似ている歌シリーズ】 『悲しみがとまらない』(杏里) ♪あなたに彼女 会わせたことを わたし今も… 『今宵の月のように』(エレファントカシマシ) ♪夕暮れ過ぎて きらめく町の灯りは… 結局ネスレのインスタントコーヒーの再利用の件は、全然問題…

『早春賦』と『知床旅情』は有名だが

【歌っている途中で別の歌に変わるシリーズ】 ♪赤城おろしの 笛が鳴る ヒュルルジンジン からっ風 ニッセイのおばちゃん自転車で 笑顔を運ぶ ふるさとよ (と書いたものの、この両方の歌を知っている人が読者さんの中に何人いるか…) 似ている歌の組み合わせ…

木漏れ日の村にて

3日は夜10時頃に安曇野界隈に到着。ここで一晩泊まるつもりだが宿を予約していないので、飛び込みで何軒か訪ねる。もしだめなら車中泊だ。幸いルートイン安曇野という豪華なホテル…の隣にある古いホテルが空いていた。なんとシングル一泊3500円! すばらし…

足裏健康法

何を今さらとお思いだろうが、5月3日〜6日の連休の間の行状について書くことにする。今回は車で長野と東京を回った。 初日、私は少し疲れていた。前日は深夜3時頃までかかってHPに韓国ネタをUPしたので若干睡眠不足。疲れている時は足の周りの靴さえ鬱陶…

そうだったのか!

春になったと思ったらいきなり夏がきた。さっき道路の気温が30度を示していてびっくり。絶好の行楽日和ですな。私もこれからクルマで旅に出るのだが、途中ちょっと職場に立ち寄っているところ。 連休前になんとか公開するべく頑張ってきた韓国ネタを、昨夜遅…

韓国漂泊綴 (3) 飲食  〜はじめての味、ちょっと変わったいつもの味〜

それにしても韓国の人ってどうしてあんなに大量の唐辛子を食べるんだろうね。ご存知のように韓国の食堂ではこれでもかとばかりに多数の皿が出てきて、しかもそれらの料理の8割くらいはコチュ味だ。コチュラーと呼びたい[1] 。 朝鮮半島に唐辛子が入ってきた…