Mac仕事に関する今日日の私(わからない人すみません)

(1) Macのアプリケーションについて、ある工専の先生が書いておられるページを見ていたら
「使いやすいのはEGWordワープロソフト)、クラリスドロー(お絵かきソフト)、DeltaGraph(グラフソフト)だというのが私の結論」
とあった。まさに私の使っているアプリと同じ(ドローは古いマックドローだけど)。我が意を得たりと嬉しくなった。
 正直、私はこれら以外のソフトをよく知らないのだが、この先生はいろいろなソフトを試しているようなので言葉に重みがある。そうだよねえ、MSWordは機能を盛り込みすぎて使い勝手が悪いし、Illustratorは複雑な絵が描けるけど単純な図面引きには向かない。EGWordクラリスドローはシンプルなところがいい。だがどのソフトにしろ、バグが完全に無いものはどうやら存在しないようで、トラブルは“あるものだ”と割り切って使うしかないようだ。ま、しゃあないか。

(2) DeltaGraph書類をPDFファイルに変換するとき、自分のMacで表示を確認してちゃんと見えればOKだとこれまでは思っていた。ところがどっこい、落とし穴があったのだ。
 PDFファイルって世界中のどんなPCでも同じように見えると思っていたけど、じつは普通に作ったPDFファイルは、その中に使われているフォントが読む側のPCにインストールされていなければ、勝手に代用フォントに置き換えてしまうらしい。
 そしてDeltaGraphではグラフ中のシンボルにDeltaSymbolというフォントを使っている。つまり、グラフの中の黒丸とか三角とかは、図形ではなくて文字なのだ。なので、DeltaGraph書類から作ったPDFファイルは、DeltaGraphを持っているPCで開けば正しく見られるが、そうでないPCで開くとグラフの中に“E E E E E…”“J J J J J…”という意味無いアルファベットがのたうち回ることになる。
 いろいろ試行錯誤の末、フォントを保持しつつ変換する方法を発見した。ファイル作成の際に「フォントデータ」→「すべてを含める」を選択すればよい。わかってしまえば簡単なこと。
 でもこの前、それを知らずに学会の予稿原稿をPDFで送ってしまった。9月下旬の応物学会で配布される予稿集に載る私のグラフは、たぶん恐ろしいことになっている。ああ…

(3) 自分には馴染み深いOsakaというフォント(ゴシックの一種)が、Mac専用のフォントだと初めて知ってびっくり。Osakaって誰が作ったの? 大阪の人? Macではほとんどのアプリでデフォルトになっているのに、Windowsとの互換性が無いなんて不思議だな。
W「なんでウチらがアップルの勝手に決めたフォントを使わなあかんのじゃ」
M「そんならこっちも意地じゃ、コイツをデフォルトにして使いまくったるわい」
というような状況なのだろうか。
 そういえばある時、他の人が作ったワープロ文書を見て「あ、Mac使ってるんですね」と言ったら「どうしてわかるんですか!?」とびっくりされたことがある。うーん、説明が難しいけど、なんか違うんだよ。書体かなあ。