漫画

日常 (8/17 - 8/31)

8/17 (木) 曇一時雨、17〜27℃ KKS にて昨日の測定の続き。もっともらしいデータが得られてとりあえず目標達成。職場へ移動。製膜1回。ターゲット交換。円形ターゲット用のホルダーに矩形ターゲットを取り付ける治具が必要になり、SUS 0.3t 板を金切りハサミ…

Les aventures de Tintin

M6 でまた『タンタンの冒険』(1991 年の TV アニメ)を放送していて、ネット上でリプレイを見られる。この作品は仏語の勉強のために音声だけでも欲しいと前から思っていた。いろいろ考えたり試したりした結果、MacBook Air に WireTap Studio を移行して、…

昭和漫画館青虫(9/17、只見)

9/17 (土) 曇時々雨 7:58 小出発の只見線に乗車。電車は1日3本しかなく、目当ての漫画館に開館時刻に到着するにはこの電車しかない。9:15 に只見着。駅でレンタサイクルを借りて、3時間ほど町内をブラブラする。良い感じの田舎だ。もっとも田舎度は秩父で…

応用物理学会 (9/13 - 9/16、新潟)

9/13 (火) 曇一時雨、22〜29℃ 学会1日目。駅からバスで会場の朱鷺メッセへ。 初日の午前の2番目に自分の口頭発表。隅っこに追いやられた感があるが、初日のほうの隅っこなのでまだいい。共著者のF先生が聴いてくれ、質問も3名の方から来た。データは今後…

『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ(2008 - 2013、エンターブレイン)

(ネタバレあります) ずっと読む機会がなかった最終6巻をようやく仏語版で読み、世間から3年遅れで作品の結末にたどり着いたところ。まあこれ以外にはあり得ないというような結末であるが、それでも心を動かされ、ブログで言及したい気持ちが湧き起こった…

『ワカコ酒』新久千映(2011 - 、徳間書店)

今日知った。既にドラマ化・アニメ化されていて、女版『孤独のグルメ』という評判らしい。読んだ範囲では主人公のグルメぶりはソツが無く洗練されているが、吹き出し台詞がほぼ皆無なことに気付く。彼女は周囲との会話を避けて自分の世界を作っているようだ…

『ラジ娘のひみつ(全2巻)』小坂俊史(2013-2015、竹書房)

月〜金の夜 10 時から 90 分間の中高生向けラジオ帯番組のパーソナリティとなったカワイコちゃんタレントと、一緒に番組を作るスタッフらのシチュエーションコメディ。少人数のメディア発信チームが舞台、ということで『月刊フリップ編集日誌』と同系統の話…

Festival International de la Bande Dessinée, Angoulême (1/31 - 2/1) : Part 2

2/1 (日) 晴一時雨、1〜8℃ 10 時の開場に向けて9時過ぎに宿を出て、また徒歩で市街へ(日曜は昼までバスがない!)。2日目は市中心部から離れた BD 博物館界隈の会場で主に時間を割いた。 まず『ムーミンの不思議な世界』展にどっぷり浸る。トーベ・ヤンソ…

Festival International de la Bande Dessinée, Angoulême (1/31 - 2/1) : Part 1

1/31 (土) 曇一時晴 昨年と同じ朝7時半トゥール発の電車でアングレームへ。アングレーム国際バンドデシネフェスティヴァルである。駅の周辺に谷口ジロー氏の絵の大判ポスターがあちこちに貼られている。漫画祭でなく新刊の広告だが、この作家のフランスでの…

"Pablo Tome:1" J. Birmant & C. Oubrerie (2012)

読了。若き日のピカソとその恋人となるフェルナンドを中心とした物語。巨匠とか変人の印象が強いピカソも、青年時代はパリに集まった無名の画家たちの一人に過ぎなかった…。20 世紀初頭の芸術家群像には無条件で惹かれる。絵柄が最初はとっつきにくいけれど…

『限界集落温泉(全4巻)』鈴木みそ (2010 - 2012)

面白くてためになる。アジテーターやイベント仕掛け人の教科書ともいえる。登場人物のそれぞれに感情移入できる。疲れて抜け殻になった主人公やヒロインが常に温泉の浴槽に戻るパターンにも共感。温泉いいなあ…限界集落(ギリギリ)温泉第四巻作者: 鈴木みそ出…

国会図書館での閲覧・ハイライト

・『星から来たスパイ』リューテナンX著、磯村淳訳、御厨さと美画(1977 小学館) 先頃原作を読んだ名探偵ランジェロシリーズ "Langelot et le Satellite" の邦訳。ただ仏語版と日本語版では巻の順序が入れ替わったり題名が直訳でなかったりするので、表紙…

『Entre Ciel et Terre(天と地の間) Tome.1』Golo Zhao (2014, Cambourakis)  ★★★★★

以前作者のブログでその絵を見て印象に残っていた作品。仏語版を漫画店の店頭で発見して「おっ」と思い、即購入した。"La Balade de Yaya" とはひと味違う、中国前時代の伝奇物語。"Yaya" はオールカラーで水彩画風の彩色が施されているが、本作はモノクロで…

森安なおや

西武池袋線、椎名町駅ギャラリーにて『トキワ荘のマンガ家たち Vol.6 〜森安なおやの世界〜』が開催中とのこと。年末に帰ったら行きたいと思う。リンク先の写真を見ると、原画が何点か展示されている。僕が読んだ森安作品はまだ少ないけれども、写真の一番左…

鬼太郎・サスケ・どろろ

高校の頃、近所の図書館に揃っていた漫画『サスケ』(白土三平)が好きでよく読んでいた。単なる忍術ものでなく、悪政に虐げられた農民が一揆を起こしてお上と闘う流れがじっくり描かれた社会派時代劇だった。ふと思い出してストーリーとかアニメ化の経緯と…

35 年前の土曜マンガ

コドモの頃『朝日小学生新聞』を購読していて、以下はかなりうろ覚えで間違いを含んでいるかもしれないけど、ある時期から毎週土曜に 1/3 ページくらいのスペースを占める漫画が掲載され始めた。作者は週代わりで、覚えているのは やまと虹一、クンタ・キム…

■ 漫画『やまいだれ(全2巻)』小坂俊史(2008-09 竹書房)★★★★★ (主に)架空のおかしな病気の数々を題材に繰り広げられるオムニバス形式の4コマ。日本にいた頃に雑誌で読んでいたが渡仏以来ご無沙汰していた。改めて web レンタルコミックで読了。 小坂…

『テルマエ・ロマエ』の歩み L'histoire de Thermæ Romæ

近所の書店の店頭に『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ)のフランス語版1・2巻がお目見え。作品専用の展示オブジェが用意されているあたり、出版社の意気込みが感じられる。ちょうどパリで開催中の国際書籍見本市 Salon du Livre の特別企画で招待された…

ズボラ

■ 漫画『花のズボラ飯』作:久住昌之/画:水沢悦子(2010 秋田書店)★★★★★ 1年半ほど前から雑誌連載が始まり、帰国のたびにパラパラと見ていた。当初は変わったコラボだなとか、主人公・花のはしゃぎぶりがちょっと見ていてしんどいなといった程度の印象だ…

のび太は昭和37年生まれだった(この巻では)

姪甥にクリスマスプレゼントとして藤子・F・不二雄全集の1冊ずつを買った。姪は『ドラえもん』から、1巻が書店に無かったため2巻を選んだ。買ってから知ったが、全集版のドラえもんは「学年繰り上がり方式」を採用しているのだという。どういうことかと…

駄サイクル

■ 漫画『ネムルバカ』石黒正数(2008 徳間書店)★★★★★ 4月にアマゾンで購入したものだが、今頃感想を書く。 メジャーを目指してバンドで活動する先輩と、自分の目標を見定められずにそんな先輩を眩しく見る後輩、2人のルームメイト女子大生の話。 よくある…