気が重い5つの理由

 (1) 大型装置の納品に使われた2つの大きな空の木箱があって、1つは処分し、1つは部品返送に備えてとっておくように技術職員 S に頼んでいたのだが、今日彼はとっておくほうの木箱を捨てようとしていた。結局これは未然に防がれたのはよかったけど、彼とはつい先日、頼んでいないのに圧力調整器を発注されるというトラブルがあったばかり。僕と彼の間のコミュニケーションに問題があったとリーダーから指摘される。たしかにそう。でも相手が「わかった」と言ったのにこれ以上どうしろと言うのか? 悪いのはわかっていないのにわかったふりをする側ではないのか?
 (2) 昨日作った膜が良い特性を示さなかった。リーダーは僕の提案した製膜条件のせいにしたいらしい。条件を最終的に決定したのは彼であり、僕はあまり強く主張したつもりはないのだが。
 (3) ここ数週間の懸案であった、業者とのやりとりで予定外に浮上した 2500 € で何らかの装置を買うという命題、せっつかれながら色々調べて今日ようやく買うものが決定できたので、発注を依頼しようとしたら、その 2500 € 自体がまた予定外の事情で消えるかもしれないという状態に。何が起こっているのか全く理解できない。これは自分のせいではないし気に病むことはないのだが、理解できない理由で努力が無駄になるのが脱力感。
 (4) 実家とスカイプ連絡。あまり直面したことのない問題に答えを出さねばならず苦悩する。
 (5) 宮城県にまた大きな地震が起きた。もう勘弁して…