ステップ

 さるさる日記開設時に自分で書いた説明文を久々に見てみたら「理系男の(おもに)理系以外についての随想」なんて書いてあって少し恥ずかしかった。最近の当日記の内容はかなり理系日記の色が濃くなっている。看板に偽りありだけど、まああの説明文を見て訪れてくる人はほとんどいないと思うので特に説明文は直さない。

 昨夜までの緊張感が弛んで、今日はナマケモノのように過ごした。R・田中一郎(『究極超人あ〜る』)が普段は与太郎みたいなのに時々キリッとした別人格に変わるんだけど、私の生活もあんな感じですかね。
 論文締切や発表の間際になってデータを一生懸命見直して、はじめて重要な事実に気付く、ということが結構多い。普段深夜のファミレスでデスクワークとか言いながら何をやってたんだって感じ。そこで気付く。物事をやる時は「計画」「準備」「実行」「後始末」などのステップがあるけど、ファミレスでわくわくしながらやっているのはいつも「計画」「準備」なんだ。そして「実行」しているあいだに熱が冷めて「後始末」はずるずると先延ばしにするタチなんだ。部屋が散らかっているのも同じ理由だろう。
 これは克服すべき課題だな。学会発表とか、部屋にお客さんが来るとかいう機会がなくても、適度な周期でデータを考察したり部屋を掃除したりするよう自分を律する能力が求められるのだ。