たまったドラマを見る

 録画がたまっていた『てるてる家族』と、先週の『武蔵』と、図書館で借りていながら1ヶ月くらい延滞していた『花神・総集編(2)』をまとめて見る。
 『てるてる家族』はしばらく見ていなかったが最近ハマり始めた。舞台が昭和30年代というのも興味を引くけど、嬉しいのは台本や演出やカメラワークなど、ドラマの作りそのものにもかなり30年代テイストが濃厚であること。『サザエさん江利チエミのやつ)』『お笑い三人組』『バス通り裏』なんかを見ているような気分になる(よく知らないけど)。たとえば『あぐり』などは戦前戦後が舞台であるのに完全に‘今’のドラマだった、それが物足りなかった。今回のドラマは評価されてほしいと思う。そのためには石原さとみはもっと大阪弁を練習したほうがよいのでは。
 偶然『武蔵』『花神』はともに中村雅俊が活躍する回であった。26歳と52歳の雅俊を1日のうちに鑑賞してしまった。今も若々しい人だが一番目立つ変化は目の下のたるみだった。いやどうでもいいけど。