トゥール → 北京 → 新宿

9/1 (金)
 10 月下旬の日本出張の飛行機を押さえる。リーダーと休暇前最後の討論。必要なデータを pptx ファイルにして送る。早めに職場を出て、旅行中に返却期限が来る本を返そうと中央図書館に向かうも、既に閉館していた。開館時間を勘違いしていた。返却ポストというものはない。明日は早く出発するので、開館時間中に返却に来ることはできない。途方に暮れる。

9/2 (土) 
 8h08 の TGV で出発。パリ=モンパルナスで郵便局を探して、返しそびれた本を中央図書館に郵送する。しなくてよい出費をしてしまった。オペラ座のクッキー屋で土産を買い込み、バスでシャルルドゴール空港へ。14h10 の Air China(中国国際航空・初)機で北京へ。機内食(美味くない)も内装(シートの布カバーがきちんと縫製されていない)もオーディオ(タッチパネルの感度が悪い)も、どうも貧乏臭い印象。
 機内では『サバイバルファミリー』(矢口史靖監督、2017 年)1本だけ観た。突然日本中から電気が無くなったら、という状況のもとに展開するシチュエーションドラマ。コメディに分類されているが、細かいライフハックも織り交ぜつつ、かなり真面目な問題意識の元に作られていると感じた。平凡な家族が絆や生きる力を再獲得していくロードムービー時任三郎ら演じる一家の、非常時にも人生を楽しむしたたかさに憧れる。

9/3 (日) 晴、19〜29℃
 北京では機体が着陸したのになかなか降ろしてもらえず(管制塔の許可が出ないとアナウンスがあった)、そのせいで北京国際空港(初)の中を見物する時間も無かった。さらに搭乗機の出発も大幅に遅れて、40分遅れで 13h20 頃羽田着。旅行ケースを宅配で家に送り、姪の高校に直行して文化祭を少し見学。その後新宿[A氏と会う(友人に挨拶 →『丸亀製麺』で食事 →『イタリアントマト』で珈琲)]。