応物1日目、嵐

 午前5時に携帯が未知のアラーム音で鳴って叩き起こされる。特別警報のメールだった。外は嵐、TV では「経験したことのない大雨」「ただちに命を守る行動をとって下さい」と物々しい表現。たまたま午前中はどうしても聴きたい講演は無かったので、部屋でスライド作りつつ待機することにする。やがて雨も上がり 11 時頃出発。

 新幹線や飛行機などの交通機関は大幅に乱れていた。近鉄京都線は動いていたから前日に京都入りしていた参加者は問題なかったけれど、当日朝に遠方から来る予定だった人はことごとく足止めを食らったようで、多くの講演取り消しがあった。今回は、講演できなかった場合も(本人から取り消しの申請が無い限り)講演成立と見なすとのお達し。こういう措置は 2011 年春の大会(震災で講演会全体が中止になった)がきっかけで始まったのかな。やはり嵐に見舞われた 2005 年秋の徳島大会のときはこの措置は無かったと思う。

 夕方、帰りの近鉄京都線の窓から見る川はまだ増水している。河原のサッカーグラウンドが完全に水没して川とつながっているのを目にしてさすがに怖くなる。