台北 (4) ー 鶏家荘 ー

 観光地やレストラン情報は台北ナビというサイトがとても充実している。そこで紹介されている店の中で、鶏料理に力を入れているという『鶏家荘』なるレストランを夕食の場所に選んだ。

 頼む料理は上記サイトであらかじめ目星をつけておいた。手前右から蔭鼓蚵(カキと豆鼓の炒め物)、菜甫蛋(干し大根入り卵焼き)、それに鶏飯。奥の鶏と野菜の炒め物は、その場でメニューから選んだのだったかな。
 まずは台湾ビールと一緒に。

 いい気分になって、焼酎なども頼んだり。

 どの料理も美味であった。とくにカキの炒め物がご飯と合う。この材料とオイスターソースの味付けなら当然とも言えるけど。どんどん箸が進み、ついがっついて食べ過ぎる。久々に歩くのも苦しいくらい胃がパンパンになった。失敗。
 やむなく完食を断念し、残りを持ち帰りできるか訊ねたら、快く包んでくれた。もっと早くそうするべきだったのだ!
 ちなみに夕食の支払いは 1855 NT$(約 4600 円)なり。お昼に食べたファストフードっぽい『鬍鬚張魯肉飯』でも 224 NT$(約 560 円)。台湾の物価は日本の半分くらいと書いたけど、飲食店に関してはそこまで安くないようです。

 お店の主人や女将は、僕に日本語で話をしてくれた。リラックスしすぎて帰りに席に荷物を忘れて出てしまったら、すぐに追いかけて来て渡してくれた。料理の美味さと店の人の親切にすっかり感激して、この人たちのために次回は僕も中国語を少しでも学習して来ようとさえ思ったのだった。

 (おまけ)店内の装飾。この『のらくろ』漫画のタイトルみたいなレタリング、久々に見た気がする。懐かしい感じ。

(2012. 8. 26)