発注ミス

 昨年 10 月末に研究所の秘書さんに発注を頼んであったレーザー用ガスボンベ。納期を過ぎても届かないので今週業者に確認したら、発注がなされていないとの返事で、がっくり。今日秘書さんに確認したらやはり彼女のところで止まっていた。納品に2ヶ月かかり、これがないと製膜ができなくなってしまうので、現在のボンベを使い切る時期を見計らって早めに発注をかけ、念のため 12 月にも発注確認のメールを秘書さんに送ったりもしたのだが、これらの努力がことごとく水泡に帰した。

 発注していない事が明らかになったあとの彼女の第一声は「どうする? 研究所のお金を使えるか所長に聞いてみようか?」というもの。日本ならまず最初は平謝りだよね。彼女の口からは一度だけ「Sorry」というコトバも出たがそれだけ。初めて彼女に対し「頼むから全てのメールに目を通してよ」と文句を垂れたら、「私は出来る限りのことをやってるわよ」と開き直られてしまった。ベストを尽くしてこの程度なのだ、と自分で認めたことになる。ミスを今よりも低減するよう努める気はないらしい。

 頼んだ事案を済ませてくれたかどうか本人に訊くのは失礼な気がして、なるべくしないようにしていたのだが、自分の安全のためには遠慮なく確認しなければやはり駄目だな。彼女の人格否定まではしないけれども今回の件で彼女の仕事への信頼感は再びガクンと下がってしまった(最初に下がったのは昨年9月の飛行機チケットが発注されていなかった時)。