異常気象

 当地は7月半ばまでは暑かったが以後は 30℃ 超えの日がほとんど無く、8月にフリースジャケットを着たりしたこともあった。この週末は久々に夏らしい陽気になったけれども、明日からまた 20℃ 台前半〜半ばに戻るとのこと。例年になく気温の上がらない夏だった。

 一方日本では猛暑で 38℃ の日も珍しくなかったようで。7、8月に帰らなくて本当に良かった(2年前、8月に帰国したら毎日ゲリラ豪雨に見舞われたので、懲りたのだ)。26℃ では長袖シャツでも良いくらいだけど、31℃ ではもうTシャツでも暑苦しい。わずか5℃ の差でこの違い。人間とは不便な生き物だ。さらに7℃ 高い 38℃ などという大気に晒されたらどれだけ正常な生活を営むのが難しいか。

 ロシアの猛暑による火災、パキスタンの洪水などの報道を見るにつけ、改めて不安を感じる。「長期的な気候変動から見れば微小摂動に過ぎない」とする立場もあろうが、自分はやはり感覚的に「何かおかしなことが地球に起こっている」という立場を取らずにおれない。