ペダル

 左ペダルの壊れている自転車を Chambray の自転車店まで乗って行く。ペダルの変形した雄ねじをクランクアームの変形した雌ねじに無理矢理ねじ込んで漕いだのだけど、少し進むたびにペダルが外れ、そのたびにスパナでねじ込み…を繰り返さねばならなかった。そのうちに双方のネジ山がうまく摩耗して一応穴の奥までペダルのネジが入るようになり、あとはずっと漕いで行けた。さて店のサービス係員には英語が通じなかったので、あらかじめフランス語で作文してプリントしておいた故障状況とリクエスト内容を見せる。係員はテキパキとタップを取り出してクランクアームのネジ穴を補修し、ペダルは新品に交換し、数分で作業終了。やはり自転車店たるもの自転車用タップはちゃんと装備してあるね。料金は発生せず(作文の中に、初めからネジが甘かったなどのクレームを書いておいたからかな)。買った時のレシートを見せろとか難しいことも言われなかった。良くある症例なのかもしれない。最近フランスの全般に不信感を抱きがちだが、今日の店員の対応には良い印象を持った。
 ようやく自転車生活を復活させることができた。電車に自転車を積んで遠くの町に行くこともできる。懸案の Chinon に行く件も、駅で時刻表を手に入れ、土曜には少しだが電車があることを確認。