快晴のち曇

 朝、自転車のハンドルに新しい修理を施し、とりあえず使えるようになったので、それで出勤。今回はハンドルパイプに並行に、厚さ 0.5 mm 幅 7 mm くらいのステンレスの短冊片を挟んで入れた。一応運転はできるが、安定は良くない。安定させるためには、手のひらでキュウリを握るように「面」でパイプを掴むべきで、実際、他の人の自転車を見るとほとんどそうなっているのだが、自分の自転車はもともとそうではなく、たとえば親指と人差し指の輪っかでキュウリを支えるような「線」で保持する構造だった。そこへ短冊を挿入した今は、いわばキュウリと鉛筆を一緒に輪っかで支えているようなもので、結局「点」でしか接触していないので、さらに安定が悪いのだ。

 いよいよ明日、前の職場から発送した製膜装置が搬入される運びとなった。これからはその立ち上げ作業に従事し、肉体労働が増えるだろう。一日中自分の好きなように時間を使っていた日々は今日でおしまい。