雨のち晴

 セーターなしでシャツ+ジャケットで出勤。雨に濡れたので風邪ひきそうになる。我慢できず昼休みに町なかへ出て薄めのセーターを買って着る。店を出た頃から陽が照り始め、その後は気温が上がって汗ばむ陽気に。天気予報ではこのあと週末まで好天。ナンダカナア。

 帰りにバス停に向かって歩いていると、5歳くらいの男の子2人が駆けてきて、私に「ムッシュウ、○○○○…」と何か声をかけてきた。日曜の教訓を活かして今度はすぐに「フランス語、話せないんだ」と答えたら、「オウ…」と落胆した様子。
 その場を離れてから、この子らが何を言っていたのかとても気になりだした。自分の語学が未熟だからといってハナからあきらめずに、相手の言葉を理解しようと努めるべきだったかな、とも。それにしても最近やけに見知らぬ人から話しかけられる。もしかして日曜の家族連れも今日の子供も同じことを言ってたりして。たとえば「その髪型は変ですよ」とか。それはともかく、フランス人は東洋人を見ても「フランス語がわからないかも」とは考えないんだな。人種が何であろうと、フランスにいる以上フランス語が喋れて当たり前だと考えているわけだ。
 次にこういう機会があったら「ゆっくり話して下さい」「もう1度お願いします」などのフレーズを駆使してなんとかコミュニケーションを図ってみたい。