満州映画

 8/6 (日):相変わらずゴロゴロ。部屋の片付け少々。夕方、プールへ。夜はまたファミレスでデスクワーク少々。家にいると暑いもんで。

ETV 特集『中国映画を支えた日本人』(2006. 6. 10 NHK)
 録画を見る。戦前の『満州映画協会』で働いていた日本人たちのたどった運命に光を当てるドキュメンタリー。満映は『龍 -RON-』(村上もとか)の重要な舞台になっているので親しみがあったが、『龍』では戦後の満映は取り上げなかったので、今回の話は目新しかった。満映にいた日本人のうち半分は終戦後も残ったとは初耳だった。終戦から中華人民共和国建国までの共産党と国民党の激しいせめぎ合いの様子、共産党に作らされたプロパガンダ映画など、時代の空気が生々しく伝わってくる。番組では当時フィルム編集を担当していた日本人女性が、50 数年を経て再び現地を訪ね、昔の仲間と喜びの再会を果たす。戦後の中国では日本人の立場は険悪になっていただろうし、そのための苦労もあったのだろうけど、この映画製作集団の中では日本人も中国人も互いに仕事仲間として触発しあい、尊敬しあう良い関係があったことが伺える。

 8/7 (月):ミーティング。論文をウェブサイトから投稿。次いで来年の国際学会に申し込む予稿を作成。夜までかかる。合間に同じ学会に申し込む学生の予稿をチェック。
 デスクワークばっかりやってるな。実験をしないと。