1分間の悦楽

 洗濯、ランドリー。昼過ぎに出勤。故障した電源の代替機を装置に装着。あと論文のストーリー作り。また2歩下がった感じ。ふう。

■『シュレディンガーの妻は元気か』中島沙帆子まんがくらぶオリジナル連載)
 世間一般で言われる理系男のイメージを体現したような夫と、正反対な性格の妻の日常を描いた4コマ。妻の言う他愛ない冗談や夢想に対して夫が科学的正論を述べて妻を苛立たせるみたいなエピソードが大半だ。まさに「その山は標高何メートルですか?」と聞き返すタイプの男ね。妻が深く考えずに行動して失敗するとか、夫がじつは意外に天然だとかいうエピソードもたまには出てくるんだけど、やはり度を超えて論理的・理知的・冷静なオトコの生態観察が主題のようだ。個人的には興味あるけど、漫画として難しいテーマかも。それでもこの夫のキャラが読者に好感を持たれるとしたら、それはイケメンに描かれているせいではなかろうか。違うか。
 作者にはもう1つ本名でやっている職業があって、漫画よりそちらのほうで有名、と聞いて激しく気になっていたのだが、今日わかった。なんと万華鏡作家だったのだ。2足のわらじを履く人はいつも眩しく見える。