漫画月刊誌

 雪が降り積もっている。時々雷鳴も聞こえてくる。本格的な冬の始まり。
 ダウンジャケットは1週間前から出して着ている。昨年より2週間早い。

 ミーティング。ポンプのオイル交換。午後、金沢大から共同研究の先生が来訪。施設を見せて回る。その他雑用。
 「やらなくちゃリスト」に書いた項目の半分くらいしかクリアできなかった。もっと頑張ろう。

 毎月読んでいる某漫画月刊誌の最新号で、結構楽しみにしている某連載漫画が休載。いわゆる‘落ちた’という事態だ。例によって「都合により休載」「印刷工程上の都合により、表紙の変更が間に合わなかったことをお詫び」というお断り文章が誌面に載っている。
 表紙は本文よりも早く刷り上げるのは知っていたけど、副編集長さんの日記を見ると、どうやら漫画原稿の〆切より先に表紙は印刷に入るらしい。つまり漫画家がまだ執筆途中の段階で、その作家の名の載った表紙が一足先に製作工程に入ってしまう。見切り発車。作家も編集もプレッシャーは大きいだろう。もっとも研究者も、学会に講演を申し込む時にまだデータが出揃っていなくて、予稿には「詳細は当日報告する」などと書いてごまかすことがある。時にはストーリーを構築するだけの材料を予定通り揃えることができず‘講演取り消し’という事態を見ることもある。漫画雑誌と大して変わらない。
 ちなみにこの雑誌は12日発売。早売りの店では10日くらいかな。編集者のもとに漫画原稿が揃うのは前月末。副編集長が「ある緊急事態に対処」と書いたのが2日。この日に代原を用意したとすると、活版ページを刷って製本して配送するプロセスは8日くらいで行なわれるんだな。普段意識していなかった。