改稿

 10月の学会で提出した論文が「要改稿」という査読コメントつきで返ってきたので、改稿をしていた。幸い、厄介な指摘は受けなかったのでホッとした。
 返送論文についてくる編集者の手紙は雑誌によってまちまちで、この雑誌の場合は文面の冒頭が「あなたの論文は誌面に載せられません」で始まるので一瞬ダメだったのかとドキッとする。読み進めると「‥書き直さない限り。」とただし書きがついていてやっと「要改稿」であることがわかるのだ。
 同じ「要改稿」でも別の雑誌のように「査読者から好意的なコメントが寄せられました。よかったですね。でももう少し直せばもっと良くなります」と書いてくれると心臓への負担が軽くてすむのだが。ただ後者の場合、あまりに親切なので受け取った人がこれでOKだと勘違いするケースもあるかもしれない。