『義経』

 15日:出勤。雑誌会。書類書き。学生の文章添削。書類がなかなか終わらなくてまた泊まり。
 16日:朝、退勤。できた書類を郵送するため新金沢郵便局へ。ついでに近くのパーツ屋で注文していた品を受け取る。帰宅。仮眠。6時間くらい寝た気分だったが実際には2時間しか寝てなかった。昔『ウルトラアイ』で山川静夫アナが、洞窟の中で時計のない生活をしてどれだけ時間感覚がズレるかという実験をやっていたのを思い出す。4日経ったと思った時に洞窟から出るのだが、実際には3日半くらいしか経っていなかったという結果だった。
 夕方、プール。食事して職場へ。なんか日曜の夜は毎週職場に来ているな。

 『義経』第一回を今頃になって見る。今回の大河は変化球のない、オーソドックスで重厚な作りの歴史ドラマだね。昨年、一昨年の作品に対して「観なければ!」感を私に抱かせた要素は何だったかというと、『新選組!』では三谷幸喜の脚本、『武蔵』ではモリコーネの音楽だったように思う。その点、今回はアッと驚くようなスタッフはいない。映像もCGを使ってもCGと思わせないような落ち着いた処理。そのかわり、いかにも黛りんたろう演出らしく、幻想的な美しさが際立っている。岩代太郎音楽と白石加代子ナレーションもいいね。これからどれだけ面白くなるであろうか。美輪明宏石原さとみ神木隆之介くんなどを楽しみにしばらく見続けてみよう。