爆笑問題のススメ

 矢口史靖監督がゲスト。自身が絵も描いた『スウィングガールズ』の絵コンテ集に目を奪われた。4コママンガのようなシンプルで可愛らしい、私好みの絵柄だった。映画のストーリーも多分に漫画的だったし、きっと彼の創作のベースにはマンガがあるのだろうと思う。ただし、ビッグバンドジャズの演奏シーンやシンクロナイズドスイミングの演技シーンは‘時間芸術’であり、マンガという媒体の最も苦手とするところだ。それで彼は映画という手法を選んだのだと推測するがどうだろう。個人的には、コミカルな話にはコミックが最も向いていると思うので、もしも彼の絵柄で『スウィングガールズ』がコミック化されたら買う可能性大。