箱根 (3)

 昼にワークショップ終了、帰途につく。結局3日間とも雨で、富士山を拝むことは叶わなかった。外国からの参加者と、彼らに富士山の雄姿を味わわせたかった主催者は残念そうだった。ワークショップはレベルが高かった。約130件の講演のうち半数以上が外国人の講演であった。これは招待講演だけでなく、自ら応募して外国からわざわざやってきた研究者も多いということだ。国内の研究者による発表も、ぶっちゃけ、応物のように玉石混淆ではない。玉石のうち‘玉’のみが選抜されて並べられた感じ。今後自分が研究を続けるにあたり、このワークショップで話せるかどうかが自分の納得できる研究か否かの判断基準となると思う。できれば来年は講演で参加したい。来年は米国だけど。
 帰りは小田原と米原に停車するひかりの便があったので、小田原から金沢まで3時間半で着いた!