NHK不祥事

 NHK好きとしては今回の不祥事にはがっかりしたな。
 まあいきなり今年の紅白がなくなりはしないだろうけど、ますます視聴者の紅白離れが進むのは避けられないだろう。数年後には視聴率の低下により打ち切りという図式はあり得るかもしれない。
 将来「昔は大みそかには紅白歌合戦という番組があってね‥‥」「昔はプロ野球は2リーグに分かれていて全部で12球団もあってね‥‥」などと若者相手に昔話をする日が来るのだろうか。

 極端な話、紅白のような巨額を必要とする番組は消滅しても致し方ないと思う。しかし日常的で地味な番組のラインアップはNHKの持ち味であり存在意義である。民放の馬鹿騒ぎ番組に食傷したときにチャンネルを変えて一息つけるという役割がNHKにはある。不祥事が地味なほうの番組作りに影響を及ぼさないといいけど。