iPod & iTunesの使用に関するメモ

 昨日は久しぶりにiPodにCDの曲を数枚分移植。iPodに入っている曲の顔ぶれもなかなかバラエティに富んできた。
 しかし久しぶりなのでいろいろ戸惑った。AppleのサイトのiPod & iTunesの広告にはいいことばかり書いてあって、ちょっとしたコツや注意点の記述は皆無なので、後の自分のため、もしくは購入を検討する方の利便のためにメモしておく。事実誤認などあったら御免なさい。

MacOSXに入っているiTunesでしかiPodに接続できない。私は普段OS9で使っているので、CDを読み込む時はいつもOSXでマシンを再起動する必要がある。

・CDを挿入しただけでiTunesが自動的にネットからアルバム名、曲名、アーティスト名を入手してくれるというのは、ブロードバンド対応しているマシンでの話。我が家のようにいまだに電話回線を使っているマシンでは情報を手で入力しなければならない。

・CD曲を読み込むフォーマットは、AAC, AIFF, MP3, WAVの4種類から選択する。
AIFF, WAV→非圧縮。最も容量を食う。1分の音声を記録するのに必要な容量は〜10MB。
MP3:「良音質」の場合は1分〜1MB。
AAC(推奨):「良音質」で1分<1MB。CD1枚読み込んだときの容量は0.07GBくらい。広告に書いてある「CD700枚分の音楽をiPodに収納できる」などという特長はAAC形式で読み込んだ場合の話である。最初知らないで全部AIFFで読み込んで、iPodの容量がえらく占有されたのでびっくりした。面倒だからそのままにしてあるが、いずれ容量が残り少なくなったらAACで読み込み直さなければ。

iTunesに入っているデータをiPodに転送するのはあっという間だが、その前にCD1枚をiTunesが読み込むのに10分程度かかる。広告では前半の特長ばかり強調して後半の事実には一言も触れていない。

iTunesからiPodへのデータ転送はつねに上書きだ。転送のときにはiTunesのライブラリの内容がそっくりそのままコピーされ、それ以前にiPodに保存されていた内容は消去される。だからiPodに残しておきたい曲は全部、iTunesライブラリにも残しておかなければならない。iPodという道具は、パソコンのiTunesの外部端末と考えたほうがいい。したがってパソコンのHDD容量が30GBしかないのに40GBのiPodを買ったりすると全くムダなのである。20GBのiPodにしておいてよかった。ていうかiPodのためにパソコンのHDDが20GBも占有されると思うと「う〜む」だ。