'70年代歌謡

 iPod 20GBを購入した。自分へのクリスマスプレゼント(遅)
 これで音楽CDはもちろん、毎月買っている雑誌の付録の英語教材CDの内容も移植して四六時中聴くことができる。オプションをつければボイスレコーダーとしても使える。早速近くにあるCDを手当りしだいにコピーして楽しむ。大人もたまには玩具を手に入れてハッピーになる必要があるのだ。

 『北国行きで』(朱里エイコ)という歌は私が小学校低学年の頃にヒットした歌だが、「あれは集団就職で東北から出てきた女の子が東京で男と暮らして、でも結局別れて一人田舎に帰っていく歌ですよ」と大西ユカリ氏 が「トップランナー」で語っていた。そうか、そういう時代背景があったのだね。長年知っている歌なのに‘集団就職 ’というキーワードが付加されるだけでツボを押されたように感情移入してしまった。年端もいかないのに集団就職で上京して都会の荒波にとまどいつつ生きていく少年少女とか、大学入学のために上京して木造の下宿で貧しくとも前向きに生きていく青年とか、そういう物語に私は弱い。

 「てるてる家族」でフォーククルセイダースの『青年は荒野をめざす』を初めて聴いた。ジャカジャカとフォークギターをかき鳴らすリズム、Cで始まってAで終わるコード進行など、自分好みの要素が多い曲だ。今日の脳内BGMになった。折しもこのドラマでは『ブルーライト・ヨコハマ』がヒットするまでのエピソードも始まったので、しばらく遠ざかっていたけどまた毎日見ることにした。秋ちゃんとローリーは陽気で変わり者同士の似たものカップルで微笑ましいですな。