深夜の職場にて

 また泊まりで実験だ。30分おきくらいに装置の様子を見に行く。こんな苦労をして得られる情報というのは、ある奇妙な現象に対していくつか提示された原因候補のうちの1つを消去するだけのもの。直ちに問題の解決に至るわけではない。
 それでも限られた時間内に1点でも多くデータを産出しようと努力する。命のビザ状態。

 今年は残すところあと3週間。年内にやるべきことは決まっていると先日書いたが、実際にはやはり時間の許す限り1つでも多く試料作製や測定をやらなければならない。年末に帰省するまで安息の日はやってこないのかも。まあ忘年会には3つ出るんですけどね。