ドラマ

 今日はほどほどに涼しい秋日和だった。初夏と並んで一番快適な季節がやってくる。
 測定マシンタイムが終わり、ようやく時間スケジュールから解放された。

 じつはプロ野球にはあまり興味ないので、昨夜の阪神優勝の瞬間を中継で見守ることもせず、今朝のTVで胴揚げや巷のファンの熱狂ぶりを垣間見る。阪神の試合はデーゲームで終わって、その後甲子園球場の選手と観客は他球場のヤクルトのナイトゲームが終わるまで待機していたんだね。優勝決定の瞬間に阪神選手らがベンチからグラウンドへ飛び出すまでの数時間、満員のスタジアムは奇妙な雰囲気に包まれていたのだろう、などとまたどうでもいいことを思う。
 その後、星野監督の母上が優勝の2日前に亡くなっていたことが明らかになる。監督は葬儀を欠席して昨日の試合に臨み、優勝インタビューや祝勝会でも母上のことにはあえて言及しなかった(と思う)がその心中はいかばかりであったか。劇的といえばあまりに劇的な。野球にはあまり興味がないのだが、この一件で一気に星野監督に感情移入してしまったオレ。