オンバトチャンピオン大会ファイナル

 予定の放送終了時刻を30分過ぎた頃に帰宅してTVをつけたら、まだやっていた! やっぱり遅れて始まったのだ。ギリギリで最後の結果発表は見られたけど、途中の数組のネタを完全に見のがしてしまった。イラク戦争め〜!

 というわけで、ネタを鑑賞する前に結果を知ってしまったので先入観が混じっているかもしれないけど、アンジャッシュのネタはセミファイナル、ファイナルとも楽しめた。安定感があり、繰り返して見たくなる。見た範囲ではチャンピオンに選ばれたのは妥当であった。勢い重視、キャラ重視、アドリブ、不条理ギャグといったさまざまなタイプの笑いの中で、オーソドックスな計算された笑いが今季は勝利をおさめた。

 2位以下の芸人たちのコメントには、かなり落胆している様子のものが多かったのが印象的。だがファイナルだけあってどのネタもまずくはなかったと思う。気合いを入れていたぶんだけ普段より落ち込みが激しいのか。162組のうちの10組に残っただけでも偉いのに、1位になれなかったことを本気で悔しがる若者たちの熱さがちょっとうらやましい。