少年煙突掃除人

 自分が「みんなのうた」マニアだった1978〜1984年の頃は、テキストも毎号購入していたし、歌はすべてラジオからテープに録音していた。とくに初めの3〜4年間はどの曲もそらで歌えるくらい聞き込んでいたものだったな。でもだんだん熱がさめてきて、『エントツそうじの男の子』(小椋桂、1983年)などは最近まで存在すら忘れていたよ。なんか『チムチムチェリー』の2番煎じのような気がして、印象が薄かったのだ。
 みんなのうたで2曲、似たような煙突掃除人の歌が存在するのは面白い。今の日本では煙突掃除人はあまり馴染みのない職業だけど、それだけに番組担当者の興味をかき立てるんだろうな。昔のヨーロッパの煙突掃除の少年の実態を詳しく描いたアニメが『ロミオの青い空』だった。親方と少年が2人で街を歩きながら「なんとかかんとーか!」(煙突掃除はいかがですか)と叫ぶんだ。あの台詞はアニメでも原作『黒い兄弟』の日本語版でも原語のままだった。なんだっけ。あの叫び声。スピッツ‥? グラシェスアミーゴ? チャオチャオバンビーノ? ハイルヒットラー? ああ全然思い出せない。そもそもなんでこんな事考えてるんだっけ。

 ということをシャワーを浴びながら考えてた。我ながらずいぶん思考があっちゃこっちゃに飛ぶなあと思った。
 ちなみに5時間後に思い出した正解は「スパッツァカミーノ!」でした。ハイルヒットラーって。

 病院へ行って今シーズン2度目の花粉症の注射をしてもらう。髪を切りに行く。昼食は近所の韓国料理屋で石焼きビビンバ。自転車で図書館へ。夕方、街へ出て同僚の送別会。2次会のあとのラーメンまでつきあう。午前2時帰宅。
 というわけで、いま日曜の夕方なんだけど一応土曜の日付けで書いておきます。今日このあと日曜のぶんを何か書くかどうかはわからん。