オンバトセミファイナルB

 んー、ちょっと不作。もし自分が審査員ならボールを入れたのは3組だけだな。その3組は実際に残ったのでまあよしとしよう。しかし私には受けなかった組がトップで通ったりして、いかに「笑い」というものに個人差があることか。うーむ。

 ところで最近異常に視聴率のいい「笑点」だが、この前テツandトモが出てネタをやったら観客が引きまくっていた、と週刊誌に書いてあった。「笑点」はテツトモに代表される新しい笑いにはついていけない古い人々の心のオアシスなのだ、というのがその記事の結論。
 今日もたまたま「笑点」にテツトモが出るというので見てみたけど、いや、ウケは良かったよ。テツトモが気合いを入れてリベンジに臨んだからか、収録が地方だったので観客がよく笑ってくれたからかわからんけど。

 で思ったのは、オンバト芸人達の中で、テツトモの笑いはむしろ古い部類に属するのだということ。考えオチではなく、動きや表情といった最も単純なところで笑いをとる。頭をからっぽにして見られるバカバカしさ。だから子供や年寄りのほうが楽しめると思う。オンバトの審査員の年齢層を3歳から80歳まで広くとれば、彼らがダントツでトップランナーになるぞ。