雑用

 自分の中で「雑用」の定義があって、それは「やっていてつまらない作業」のこと。
 たとえ事務的な仕事でも、やっていて面白さを感じればそれは雑用ではない。

 水、木の2日間は自分たちで作った実験装置の使用方法を改善するための基礎実験で、久々に手を動かした。今まで、できるかどうか不安だった測定プロセスが、やってみたらまったく問題なく行えた。不可能かと思っていたことが可能だとわかる時は本当に嬉しいね。実験の醍醐味だね。一方でこの装置のかかえる別の問題点というものも明るみに出たのだが、とにかく前に進むための足掛かりができたということで有意義だった。
 替わって今日は、職場の安全衛生活動のために、実験室にある棚や作業台の体積をメジャーで測ったり、薬品のチェックをしたり。なぜ棚の体積? とお思いだろうがとにかく必要な情報らしい。雑用とはこういうものを言う(苦笑)。いえ重要な作業なので文句言わずにやりますけど。