笑うしかない あはははは(by田原俊彦)

 今日は同僚たちと飲み会だ、と朝から着て行く服を考えたり財布の残額を確かめたりギターのカポタストを家から持って出たりして準備。夕方、時間になったので仕事を切り上げて職場近くの飲み屋へ移動した。
 ん? 同僚は誰も来ていないぞ。
 顔なじみのママが私の顔を見て言う。

 「あれっ、明日だよ。」

 そうです。私は間違えていたのです。手帳にはちゃんと明日の欄に飲み会とメモしてあったにもかかわらず。
 でもまあいいや、せっかく来たのだからとビールなど頼み、来ていた初対面のお客さんたちとも会話を交わし、ついでに私が交換する約束になっていた店のギターの弦を張り替え、満足して再び職場へ戻った(泣)。

 仕事からの逃避願望が、いつのまにか平日の夜に飲み会があるという思い込みに変わって行ったのだろうか。人間って弱いものだね(一般論にすんなよ)。
 まあ職場近くの店でよかった。1時間かけて町へ出て間違いに気付いたら目も当てられない。
 これを読んだ明日の参加者の方は、飲み会の席で私を笑って下さって結構です。