雪は天から送られた手紙である(by中谷宇吉郎先生)

 ここ4日ほど雪が降ったり止んだりの日が続いている。長いこと乗ってない車の上には20cmくらい積もっていて、スマートな車もごつい車もムーミンみたいな形になっていて楽しい。
 積もったばかりの雪を見ると、ところどころキラキラ光っている。直径6mmくらいの雪の結晶だ。本当に雪印のマークみたいに六角形、というか同じ形の6本の枝が放射状に延びているのが目で見てわかる。
 不思議だよなぁ。最初に正六角形の核ができるのはまあわかるんだけど、その6つの角から延びる枝がなぜ正確に同じ形になるのだろうか? 雪の粒は小さいから、その6つの角が置かれている温度や湿度や風の環境というものが非常に近いので、同じような成長をするのだろうか。おお、奥が深い。

 なんてちょっと現実逃避してみました。
 職場では装置が壊れて実験がストップしてしまった。古い装置で、業者は修理不可能、新しいのを買うしかないという。自分で直せれば良いのだがわたくしの乏しい電子回路の知識ではどうやら歯が立たないようだ。どうせオレに直せるのは電気釜くらいのもんだよ。マイコンのないやつね。
 とりあえず週末はエーキを養って、来週早々に対処することにする。ふう。