まあ、これが私?

 英語プレゼン講座。今日は各人が4〜5分のスピーチをビデオ録画されて先生に批評してもらう回。あらかじめ原稿をちゃんとタイプして、何度か読みの練習をして講座に臨んだ。
 くじ引きで、トップバッターで皆の前に立つ。
 途中言葉が飛んだりつっかえたりはしたものの、無事終了。いつもよりは聴衆を見たり身体の動きを多くした発表ができた。まあ実力を出し切ったかな、と50%くらい満足しつつ着席。

 全員のスピーチが終った後、個別に講師の先生とともに自分のスピーチをビデオで見直す。

 うひゃあ。

 自分の声をテープレコーダーで聴くと「何これ?」とものすごい違和感を感じるが、しかも今回は映像つきなので余計に強烈だ。
 いやー、オレはこんなふうに喋ってるのか。かなりショック。
 分かりやすく喋っているつもりだったのに、小声や早口で誤魔化そうとしている部分がある。
 聴衆を見てはいるが、見ていない時は目が天井を見上げている。言葉を探しているときのクセだ。私は目が大きいので余計目立ってしまう。
 聴衆を見てる時も目が半開きだったりアゴが出てたりして、エラそうな態度。うーん。

 これまでこの講座では、喋り内容の段取りとか、やってはいけない手の動きとか、かなり細かいところまで詳しく教えてくれて、とても勉強になる。これらは日本語プレゼンをする場合にもそのまま当てはまること。
 しかし講義を受けるだけでは自分のクセは直らない。
 自分のように喋りのカタチができていない人間の場合、時々客観的に自分の喋りを見て反省したり、「こういう点に気をつけよう」と意識しながら話さないといけないと感じた。良い経験であった。

 小澤征爾の指揮のようなプレゼンができればいいなあ。