英語的生活

(1) 3年越しに書いている(というか、ヤダナアと言いつつ先延ばしにしてきた)論文があって、昨日頑張ってついに最後まで英文を書き上げたところ。油絵でいえばとりあえずキャンバスを絵の具で埋め尽くした状態で、これから更に仕上げせんならんのだが、ともかくゴールが見えて来たので嬉しい。このあとゴールがまた遠ざかって行かないよう祈るばかり。

(2) それと並行して、学生の書いた英文を添削する作業をしている。彼らはあまり英語を書いたりそれを修正された経験がないので、自己流の英語で書いてくるのね。
 たとえば、下書きの和文をそのまま逐語訳しようとする。日本語と英語にはそれぞれの言い回しがあるので、あまり和文に縛られるとかえって英訳するのが難しくなる。そこで勝手に新しい英語表現を創作したりする。
 あと、見たことない珍しい単語を使う。ま、私が語彙を知らないからでもあるけど、たぶん一生懸命和英辞典を引いて見つけたに違いない。たいていもっと一般的な表現がある。でも直すと「なんでいけないんですか!?」とか聞いてくるんだろうなあ、などといつも思いながらA4用紙を真っ赤にして返すのである。      
 でも実は自分も人の事は言えなくて、投稿した論文が「英語がひどいので書き直せ」と突き返されてきた時などは「なんでいけないんですか!?」と叫びたくなるよ。うん、一緒に頑張ろうな>学生

(3) 週2回、英語プレゼン教室を受講していて、次回(明日)は各人が4〜5分のスピーチを皆の前でやってそれをビデオに撮るという重要な回。きちんと原稿を書いて自分で何度も練習してから臨まねばならない。
 課題はアイコンタクトだ! 聴衆をカボチャだと思え!
 でも願わくばカボチャの皆様はそっぽを向かずに「うん、うん」とうなずきながら聴いて下さるとありがたいです。