ロッカーの番号

 2ヶ月ほど前から水泳を始めた。かねてよりいろいろな人から、運動不足解消には水泳がいいと勧められており、最近になってようやく重い腰を上げたのだ。何ヵ所か比べてみた結果、今年オープンしたばかりの鶴来町のクレインプールの年間パスを購入した。1回の入場料と比べると、年間40回通わないと元がとれない計算になる。おお通ってやろうじゃねえか。というわけで今のところ週に2回くらいのペースで行っている。本当は毎日行くのが理想的なんだろうけど、大学の体育の時間以来定期的に運動したことがなかったから週2回でもかなりの負荷なんだな、これが。まあ無理せず続けて、慣れてきたら頻度を増やすかも。

 プールの更衣室のロッカーの番号が所々飛んでいることに気付いた。たとえば13の次は15に、28の次は30になっている。銭湯などでよく見る、4と9を使わない縁起をかついだナンバリングだ。建物が新しくても、やっぱり田んぼの真ん中に建っているような施設は細かいところで昔風だな。客層にお年寄りが多いし、無理からぬことであろう。
 このルールでいくと38の次は50に、88の次は100になるはずだ…と思って見ていくと、なぜか38の次は40だった。4・9排除ルールが適用されているのは一の位だけで、十の位では4も9も使っている。なぜだ! 理不尽じゃないか! オレはズボラだけど几帳面なのでこういうどうでもいいことが気になってしまうのだ。ちなみに松任のCCZ温泉の下駄箱では88の次が100になっているのを発見して嬉しかった。どうせやるならここまでやらないとね。鶴来は中途半端に都会なのか、首尾一貫して縁起をかつぐ田舎よりももっと考えの浅い田舎なのか、よくわからない。まあ4や9を使おうが使うまいが運営上はまったく問題ないんだけど。