ドリフに大爆笑

 紅白出場歌手の発表を見る。私の初出場・復帰歌手の予想はあまり当たりませんでしたな。特に紅組はKiroroを除いてことごとくハズした。知らない歌手も多い。でもなんといっても画期的なのはドリフターズの出場ですね。わははははは。こりゃ予想できねえできねえ。思わずエーッと絶叫してしまった。
 全員集合が全盛の70年代ならいざ知らず、なんでこの時期に? と驚いたが、思うにこれは「平成のドリフ」SMAPの代わりではないだろうか(ドリフターズさんすみません)。もちろん現在の芸能界でSMAPとドリフが同じような位置にいるという意味ではないが、個性派集団、5人組、コントもできる音楽グループ、子供らの層からの絶対的な支持を得るなど、70年代のドリフと今のSMAPは共通点が多い。世代は違えども、SMAP出場辞退で去っていく視聴者と、ドリフの初出場で寄ってくる視聴者の数は、案外いい勝負かもしれない。久々に紅白が楽しみ。
 そうそう、発表前に某掲示板で「中島みゆきが出るらしい」という情報を目にして、まさかと思いつつもちょっと期待してしまった。で、発表された歌手は紅組が1組少なかったので、「中島みゆきへの出演交渉が難航しているのかな」などと勝手に空想していたが、実は1組少ないのはウルフルズRe:JAPANが一緒に歌うからだった。残念。

 ドリフのヒット曲多々ある中で、思い出すのは『ドリフの早口ことば』。20年くらい前、文化放送の「決定!全日本歌謡選抜」という電リクベストテン番組で15位まで上がったのを覚えている。この勢いでテレビの「ザ・ベストテン」にも入って、ドリフの5人がファンファーレとともにあの回転ミラードアから登場することを当時夢みていたが、こちらの番組では20位にも入らなかった。どうも集計の対象になっていなかったような節がある。たしかにこの作品が歌といえるかどうかは意見が分かれるところであろう。ま、今こうして紅白出場決定を見られたので、溜飲が下がった私だった。