発展するレゴ

 仕事のほうで大きなプロジェクトが無事終って、久々にリラックスした休日。
 文房具屋に行ったら「レゴ手帳」というものが売られていて、思わずおおおと声を上げる。システム手帳に似ているが、15cm×15cmくらいの正方形で、カバーはプラスチック製で、閉じると1つの薄い箱となる。その表紙にはレゴブロックの上面の出っぱりを正確に拡大した直径3cm高さ1cmくらいの出っぱりが4個ついている。意味無ぇ〜。出っぱりのぶんだけかさばるじゃんよ。とはいえこの製品のコンセプトはかつてレゴマニアだったわたくしの目を強く引いたね。買わないけど。
 パソコンとその周辺機器をレゴ方式で機械的に連結する(同時にデータ授受端子も接続され、ケーブルが不要となる)、というアイデアたのみこむというサイトで提案されていた。これは斬新なアイデアだ。ふむ、電子手帳も同じ規格でレゴ化すればデータのやりとりに便利かも。携帯電話を充電器に立てていると時々外れることがあるけど、これもレゴ方式にしたら扱いやすいだろう。
 東大などのロボット工学の研究室で、ロボットの試作にレゴを使っていると聞いたことがある。組み立て、組み直しがすぐにできるので重宝されているのだ。そのうち人が住む家を建てるのもレゴ方式で超安価でできるようになったりして。間取りや窓の位置をちょっと変えたいな、3階を増築しようかな、などと思い立った瞬間にすぐ実行できる。まあ本当に住むにはいろいろ問題があるけど、施主の意向を形にした実物大のモデルハウスを作るのに使えないだろうか?