PowerBook G4、ほか

 冬です。どんより曇った空。吹きつける寒風。容赦なく降りしきる雪。ここ石川はまさに典型的な日本海側の冬の気候のまっただ中。毎日通勤時に通っている天狗橋もちょうど映画「ゼロの焦点」の中のそれと似た雪景色を呈していて、高千穂ひづると有馬稲子のシーンが思い出されるのであった。
 マックのPowerBook G4が発表されましたね。キーが黒いことだけは予想通りだったけど、ボディは透明でなくチタン製だそうだ。そりゃそうか。考えてみればCubeもスケルトンだったわけではなく、クリーム色のボディを透明アクリルが包んで支持していただけだった。もしノートで同じことをすれば単なるスペースの無駄使いに過ぎない。iMacは透明だがiBookは乳白色だったことを見ても、対応するデスクトップとノートを完全に同じ色にするという発想はメーカー側には必ずしもないことがわかる。でもスケルトンのノートってちょっと見てみたい。
 「北条時宗」1回目見る。何度か見たところで感想など書きたいと思うが、ここでは1つだけ、下手なCGを多用しないでくれ、と言いたい。小舟が嵐に遭っている冒頭シーン、大仏がグラグラ揺れるシーン(「何だこりゃ」と思った人多いでしょう)、さらにオープニングタイトルバックの草原を駆ける馬の絵。NHKの(世界の?)CG技術は「使っていることが見る人にわからないくらい自然なCG」にはまだ達していないのか、それとも金と時間をかければもっと自然な絵を作れるのかは知らないが、とにかくプレステのようなわざとらしい絵ではなく、重厚な映像を見せてほしい。大河なんだから。