MRS 2015 fall meeting (11/30 - 12/4, Boston) : Part 2

12/1 (火) 曇/雨、6〜7℃
 紙の7日間切符が昨夜から機械で読めなくなり、Downtown Crossing 駅に隣接した「チャーリーカードストア」へ赴いて新しいカードに交換してもらう。こんどはプラスチックの IC カード。最初からそちらを選べばよかった。
 MRS 2日目。昼食:近くのハンバーガー屋で一応本格的なバーガーセットを。夕食:共同研究者F先生とシーフードレストランへ。その後ポスターセッション。相変わらずプロジェクト計画も。

12/2 (水) 雨、8℃
 寝不足で MRS 3日目。昼食:スーパーでサンドイッチとバナナを買って会場で食す。夕食:レバノン風サンドとスープをテイクアウトして宿で食す。
 夜、ポスターセッションで自分の発表。10 名ほど興味を持って聞いてくれ、まだ出ていない論文を希望してくれた人も4名いた。出たら送ると約束した。出さねばならなくなった。9月に名古屋で挨拶したY先生を会場で偶然見つけ、話しかけたら、僕のポスターに来てくれた。アクティヴさが改めて印象付けられた。
 23 時に宿帰着。寝る。さすがに寝ないとまずい。

12/3 (木) 晴
 5時に起床、プロジェクトのやりとり用 pptx ファイルを作成・送信。
 MRS 4日目。ホテルの部屋で気がついたら8時を過ぎていて、8:45からの聞きたい講演に 15 分遅刻してしまった。昼食はまた UNO へ。テーブルの端末にチップを計算できるシステムが入っていて笑う。明日の喋り原稿をとりあえず仕上げて会場に隣接した Kinko's でプリントアウトし、さらにその紙に書き込んで修正を続ける。夕食はポスターセッションで振る舞われる料理で済ます。今日に限って野菜サラダという貧相なメニュー。

12/4 (金) 快晴、2〜9℃ (boston), 4〜12℃ (NYC)
 MRS 最終日。自分の口頭発表があった。聴衆の大部分が外国人の大規模な国際学会での口頭講演は、生まれて初めてだ。
 話す内容は4月のワークショップと同じ部分が多いのでさほど緊張もせず。喋り練習は時間の許す限り繰り返したけど、PowerPoint の「発表者ツール」という便利な物があると、原稿を暗記しようという気はもはや起きなくなるね。安倍首相だって紙を見ながら演説するじゃん。他の講演者を見ていると、意外にこのツールを使う人はいない。スクリーンを見ながら喋る人が結構多い。講演者がスクリーンを見ようがディスプレイを見ようが聴衆にとってはどうでも良いと思うけどな。いや、みんなアドリブで話せるほど頭が切れるということか…。
 自分が講演中に視線を向けていたのはディスプレイ5、スクリーン3、聴衆2くらいの割合。あとで顧みるに、少々過剰なほどに芝居がかったプレゼンをした気がする。暗記に向ける努力を身体表現に回したのだ。聴衆は 30 名ほど。質問も出たし後の休憩時に話しかけてきた人もいたので、まあ成功と言えよう。
 セッション終了後、コーディネータのT先生(日本人)に挨拶する。僕の旧職場に勤める教授だが、時期が重なっておらず初対面。口頭に割り当ててもらえたのはこの方のおかげかもしれない。なのにお名前を間違えて呼んでしまった。すみません。

 会場を後にしてボストン美術館を2時間だけ駆け足で見学。ホテルに荷物を取りに戻り、南駅へ。来た時のように駅構内のデリでメキシコ料理?の昼食兼夕食。16 時のバスで NYC へ移動。今回は乗り場も車内も混雑しておらず快適だった。車内でネットもできる。到着後地下鉄でブルックリンの宿へ。
 ボストンのホテルの部屋にポスターを忘れてきたことに気付く。心のどこかでポスターのことを疎ましく感じていたのだろう。どうせもう使わないし、取り戻す努力はしないことにする。