日常 (3/24 - 3/31)

3/24 (火) 雨、3〜7℃ ?
 4月のワークショップに申し込んだ講演が口頭に割り当てられたと通知を受ける。同僚らに「おめでとう」などと言われる。めでたいかどうか知らんが希望が通ったのは確か。頑張らなければ。午後 KKS へ移動。20 日ぶりに XRD。先月は激混みだったけど今は利用者が少なく、予約がラクだ。自動測定を仕掛けて退勤。

3/25 (水) 概ね晴、0〜11℃
 午前、KKS にて XRD の続き。昼食して職場へ移動。不在中にヒーターの電流ドロップの症状がまた現れていたとのことで、同僚らと対策を相談。ついでに僕の使っているターゲットがいつの間にかヒビ割れていたと。気付かなかった。同僚らと古い棚を1台廃棄。夕方再び KKS へ。自動測定を仕掛け、夕食して退勤。

3/26 (木) 曇/雨、-1〜10℃
 早く目が覚めたので共著者S氏の論文原稿を校閲。出勤。共同研究先からのメールへの長い返信を書く。午後、セミナーと Axe1 ミーティングのため同僚らと Blois へ。このミーティングもなるべく毎回出ているけど、他の人たちの話について行けていない。内職でもすればよかったかね。Tours へ帰還後、KKS に試料を取りに。頼んでいたとおり次の使用者が僕の試料を外してケースに入れてくれた。これから必要な時は遠慮なくやろう。夕食はパスタ屋。

3/27 (金) 晴、3〜11℃
 共著者S氏の原稿を校閲。同僚Bと4月のワークショップに行く電車の調査とか出張申請書類書きとか。ついでに共同研究者Vが勝手に我々のデータを使って学会申込した件にクレームのメールを書く。午後、県庁に出向いて新しい滞在許可証を受け取る。窓口は以前話が通じにくいと思ったオッサンで少しパニクる。今後話す回数を重ねるうちに慣れるだろうか。職場への帰途、通りかかった Vinci 会議場で開かれている企業技術展にちょっと立ち寄ってブースをサッと観て廻る。思いがけず当研究所の出展があって同僚らと顔を合わせる。夕方、4月から異動する秘書Vの送別パーティ。

 数日前からツイッターの TL に全部目を通す習慣(というか強迫観念というか)がフッと途切れた。仕事のことで頭が一杯だからだ。
 パラパラ見たツイートで、『報道ステーション』で今日がレギュラー最後のコメンテーター古賀氏と司会の古舘氏の間でちょっとした口論があったと知る。それで古舘をキーワードに検索したら、昨年に『トーキングブルース』が1夜だけ復活公演されたこと、しかも今ならネットで無料で観られることを知る。このシリーズ、一度も観たことがなく念願だった。観た。2時間以上喋り続け。お笑い、報道、スポーツ実況、一人芝居など、語りのあらゆる要素を駆使する。話題も硬軟織り交ぜ縦横無尽。すごいエネルギーと情報密度。さておき古賀氏の言葉(「古舘プロジェクトの会長から降板の圧力がかかった」)とこの公演で語られた古舘氏の報ステへの信念はどう整合するのか? 単純ではない。

3/28 (土) 曇、8〜15℃
 午後半ばまで共著者S氏の原稿を推敲し、返信。一仕事終えた気の緩みから少し仮眠し、夕方の遅い時間に Petite Arche に買い出し。

3/29 (日) 主に雨、10〜13℃
 サマータイムが始まったよ。この気温で「夏」だってさ、笑っちゃうね。もっと寒い国もあるだろうけど。いつもなら8時に8回鳴る教会の鐘が、今朝は9時に9回鳴った。時計の針がシフトしたことを緩やかに知らせたのだ。
 天気も悪いので外出せず、共著論文の改訂稿とエディタへの回答文を見てコメントする作業。

3/30 (月) 雨→晴、11〜15℃
 8時前に出勤して試料用意。前利用者が測定終了するのを待って、PPMS 測定開始。当地では2ヶ月半ぶり2回目。2日間だけ使えればと思っていたけど、今週ずっと使ってもよいと言われる。頻繁にセッティングを交換するのも面倒なのだろう。午後に製膜1回。一旦帰って夕食し、久々に再出勤。試料交換。

3/31 (火) 曇一時雨→晴、10〜14℃
 別の共著論文が受理されたとの知らせが入る。まずはめでたい。投稿も改稿も知らない間に行なわれていたので「へー」って感じだけどな。遅ればせながらせめて査読レポートだけ送ってもらう。遅めに出勤。試料交換。昨日できなかった液体窒素導入を同僚Bに教わりながら完了。光学部品メーカーに懸案の長いメールを書く。共著論文の改訂稿と回答文を見て返信。今日は居残って夜8時台に試料交換(1日に朝と夜の2回交換する)。9時過ぎのバスで退勤。