(火) 雨

 CNRS から審査員5〜6名が来訪し、当研究所の審査をする重要イベントの日。午前中は各 axis から1人ずつ活動内容をプレゼンする。基本的に研究所の全メンバーが傍聴。終了後、立食形式で昼食とポスター発表。僕の参加は(ただ聴いて食べただけだけど)ここまで。
 午後、ギヤの軸受けの作図を完成させ、工作職員JPに依頼。残りの部品の寸法は今回の部品の精度次第。

 ノーベル物理学賞を赤崎勇・天野浩・中村修二の3氏が受賞。やはり青色発光ダイオードが来たか〜。個人的にはこのようなデバイスの開発(しかも動作原理は彼らが確立したわけではない)が「物理学」賞の対象になるのにはやや違和感があるけれども、人類を幸福にした科学的成果に贈るという方針だと言われればたしかにふさわしいのかも。なぜ物理学賞?という質問には「ノーベル工学賞が無いから」という回答で十分か。
 赤崎氏と中村氏の不仲説が以前から聞こえてきている。最近はどうか知らないが。ノーベル賞共同受賞となればさすがに細かいわだかまりは水に流してしまえるのではないかな。