日記 (6/14 - 6/15)

6/14 (土) 快晴、13〜24℃
 仏語講座。終了後スリランカ人の家で川口の工場宛に書く手紙を口述筆記するお仕事。帰宅し休憩後、図書館(3冊借りる) → Petite Arche に買い出し。

 仏語の予習をしている時に「orchestre」(オーケストラ)という語の che の部分が仏語でも「ケ」と発音されることを知り、不思議に思った。仏語では che は「シュ」と発音するのが原則。なぜ「オルシュストル」にならないのか? 授業中にその質問を先生に投げてみたが、「ch を『ク』と発音することもある」という答えが返って来ただけで、この人から僕の知りたい情報を引き出す事は無理だなと思って諦めた。あとでネットで調べてわかったことは「オーケストラの語源はギリシャ語」「件の che の部分は英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語でも『ケ』と発音される」ということ。でも最初の「なぜ?」という疑問への回答はまだ得られない。異なる言語の間での発音が変わったり変わらなかったりするルールは奥が深い、ということはわかった。

6/15 (日) 快晴、11〜22℃
 午後、職場へ(日曜に行くのは久しぶり)。改稿すべき論文の先行研究を探す。見つけるのは難しいだろうと思っていたが、難なく最初の検索で山ほどの論文がヒットした。恥ずかしい! 共同研究を立ち上げる前にこの程度の検索をなぜやっておかなかったのか。ヒットした中には、既に僕の手元にある文献も2件含まれていた。入手した文献をすべて読んでいないことも露呈してしまった。やや意気消沈したが、まあこれらの文献を土台にストーリーを組むという方針は示された。