『刑事コロンボ 攻撃命令』J. フローリー監督(1978) ★★★★☆

 これも是非もう一度観たかった1編。被害者を噛み殺したドーベルマンが教え込まれていたきっかけワードを突き止めようと、コロンボが犬にいろんな言葉を聞かせてみるシーンで、だんだん「コロッケ」「コロンボ」と言葉の選択が調子外れになって行くのが可笑しくて好きだった。実験精神と突拍子もない発想の共存。今知ったけど、「コロッケ」「コロンボ」は日本語版台本独自のお遊びだったんだね。まあでも、今回の解決はかなり偶然に助けられている。その割に犯人と対峙した謎解きシーンが芝居がかりすぎていてちょっと…。