高級コンデジ

 当地に来てほどなく買った安デジカメは、残念ながら昨年 11 月にグルノーブルに行った時に失くしてしまった。3年使ったからまあいいやと諦めた。以後、写真を撮りたいときは携帯電話のカメラでごまかしてきたけれど、気候も良くなったことだしそろそろ本当のカメラが欲しくなってきた。近頃は人のブログを見ていて鮮明な写真が載っていると「どんなカメラを使っているのだろう」と気になる。たぶん安デジカメではなく、マニュアルで絞りやシャッタースピードが設定できて、レンズ交換も可能な、観光客が首からベルトで下げているようなやつだろう。世の中では最早それが一般的かもしれない。自分はそんな高級機は持った事がないけど、どうせ買うなら今度は画質のイイやつが欲しい。かといってかさばるのはちょっと…。
 と思って店頭を眺めていて目を引いたのが、2月に発売されたばかりの OLYMPUS XZ-1 だった。コンパクトデジカメなみのボディだが高級機なみの価格。さぞ高機能なのだろう。帰ってネットで情報を拾ってみる。レンズが明るいのが売りらしい。利用者の評判も良い。エイヤッと買ってしまった。
 ここに載せたのは今日の散歩中に撮ってみたショット。カメラには詳しくないので上手い表現ができないけど、たしかに嬉しくなるくらい鮮明な絵が撮れる。前のコンデジの写真とは明確に違う。3枚目のはアートモードの「ドラマチックトーン」を使って撮ってみた。うはは、映画のポスターみたい。僕はこういう嵐の前のような空模様が好きなんですよ。といっても現実を表していないし、このモードは実際あまり使うことはないかな。
 まだ機能を十分使いこなしていないので、今後練習したい。