詳しい行動記録

 CDG にはフライト時刻の2時間 40 分前に着く。出国審査で 30 分以上待ったほかはおおむね問題なし。パリ → サンフランシスコ (SF) の所要時間は約 11 時間。日本へ帰るのとさほど変わらない。機内で『2012』(機材トラブルにより途中まで)と『ゼロの焦点』(2009 年版) 観る。

 SF 空港の入国審査で‘ESTA’を済ませたかと訊かれた。ネット上でする入国資格取得手続き。入国者は全員必須らしい。そんなものは知らなかった。していないと答えたら、Secondary office に通された。
「入国の目的は」などとと質問しつつ係員が PC に入力していく。
「学会参加です」
「どんな学会」
「材料科学です」
「どこの会社の人」
「大学です」
「大学で何をやっているの」
「研究です」
「何の研究」
「薄膜物質です」
「オーケー」
 係員も無機的な対応だが、自分も疲れて少し苛立っていたのがわかるね。

 昨年4月に来たときの SF はとにかく好天で、海岸どころか大学キャンパスの噴水でも人々が水浴する姿が見られた。「泳げる」というより「泳がずにいられない」くらいの暑さ。今年は(少なくとも今日明日は)雨で肌寒い。フランスでも日本でも米国でも花冷えだな。