ご報告

 前回の日記に詳しく書かなかったために、一部の方にご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。
 15 日に父が逝去しました。帰国を早めたのはそのためでした。喪中はがきを出すタイミングも遅くなってしまった。また、知人でも出していない人もいる。今から私に賀状を出そうとしていた方がおられないとも限らないので、遅まきながらここにご挨拶申し上げることとします。

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 14 日、職場のパーティを終えてオフィスに戻ってきたら、妹からメールが届いていた。「いつその時が来るかわからない容態だから、帰国を早めて」ということだった。間の悪いことに、このとき私が持っていた滞在許可証はレセピセと呼ばれる仮の状態であり、この状態で国外に出て再入国しようとしたら空港の入国審査で足止めを食う恐れがあると大学事務の人に警告された。本物の許可証がもらえるのは 18 日以降と通知されていて、そこを何とかならないかと、グループリーダーが翌日県庁に一緒に行ってくれることになった。旅行代理店に問い合わせ、2日後の 16 日の航空券が入手可能であることを確認する。
 翌 15 日朝、県庁の前の道路に立ってリーダーを待っていたときに、妹から携帯に電話が入る。父死去の知らせだった。思っていたよりずっと早くその時は来た。