「前」と「次」はどちらが古いか

 昨日の記事にも関連する話だけど、様々なブログを読んでいてよく戸惑うのが、ページの一番下にある「前のページ」「次のページ」というリンク。あれ、どちらが古いページでどちらが新しいページか、ブログサービスによってまちまちのようですね。トップページは問題ないとしても、2ページ目を読んでさらに古いページに行きたい時に「あれ?『前』と『次』はどちらが古いんだっけ」と迷い、しばしば間違った方を選んでしまう。
 この機会にめぼしいブログを調べてみた。

 (1) 「前」が古く「次」が新しい派……yahoo!Blogger、goo、はてな
 (2) 「前」が新しく「次」が古い派……excite、fc2、ameba関心空間
 (3) 「前」「次」を使わない派……さるさる(ページ数を表示)、nifty(前後エントリのタイトルを表示)

 同じ「前」「次」という記述が、(1) では‘時間の流れ’の前後を意味しているのに対し、(2) では‘エントリーの表示順’の前後を意味している。個人的には断然 (1) がしっくりくるのだが、世間では (1) (2) 両派の勢力はほとんど拮抗しているのだな、へぇ。

 そもそもエントリーの投稿時系列と表示順が逆向きであるためにこのような混乱が起こる。昨日提案したように、新しいエントリーほど下に来るような形式にすれば、時系列でも表示順でも「前」=「古い」となるから混乱も無くなるよ!
 それがダメでも、せめて「前」「次」というあいまいな表現をやめて、時間の流れを意識できるような単語を使ってくれないものか。上記のブログサービスの中で唯一 Blogger だけは「次の…」ではなく「新しい投稿」という表現を採用しているので、他よりも分かりやすい。