書斎に PC は必要か?

 金曜の自宅でのパーティ中に YouTubeiTunes で音楽を流したり Wikipedia で話題の事柄を調べたくなることがあるかもしれないと予想して、木曜に iMac を書斎の机から食堂の小テーブルに移動しておいた。結局パーティ中は使わなかったけど。で、終わった後、元に戻すのも面倒なので、しばらくこのまま食堂に置いてみようという気になった。現在ネットでバスの時刻を調べるのも日記を書くのも食堂のソファーに座りながらやっている。

 今まで PC を書斎に置かないという選択肢は考えられなかった(食事中に PC の音楽が欲しいなどと以前書いたけれども、それは書斎と食堂の間でマシンを自由に行き来させることを想定していた)。しかし振り返ると自分の場合、すぐネットで遊んでしまうので、書斎に PC があることで勉学に貢献することよりも勉学を阻害することのほうが多かったと思う。はたして PC なしで、つまり紙媒体のみを使っての書斎作業がどの程度可能かという実験である。もちろん 10 年前はそういう生活を送っていたのでそれは可能だと思うし、「いまや PC なしでの知的作業は考えられない」などという了見の狭いことを言いたくない。PC が必要なときは食堂に来て使うとして、基本姿勢は昔ながらの勉学の習慣を取り戻すよう努めてみよう。