論文書き

 4月中旬にある米国の学会(ぶっちゃけ MRS ミーティング)で発表するのでそのプロシーディング(論文)を書こうとしている。が、一緒に発表するチームリーダーは、プロシーディングは書かないつもりだと言う。どうせ新しい結果を発表するなら、読者の少ないプロシーディングよりもどこかのジャーナルの論文として発表したいとのこと。もっともだと思う。一方、昨年参加した同僚は、新ネタでプロシーディングに書いてもどうせ見る人は少ないので、その後同じネタでジャーナルに出すのもアリだという考え(本来はナシだと思うけど)。プロシーディングは査読はぬるいし、必ずしも上限のページ数いっぱいに書く必要もないので、業績を増やしたければ書いて損は無いと。少し背中を後押しされた。
 MRS の全講演のうちプロシーディングが出るのって何割くらいなんだろうか。…などと知りたがるのは「他人がやるとおりにしよう」という日本人的付和雷同精神か?