デスクワーク。共同研究先へ移動。また職場に戻る。新プロジェクトについて所長やグループリーダーと打ち合わせ。夜 10 時過ぎまで実験。深夜バスで帰宅。

 退勤する同僚に「ボンソワレー」と挨拶した後、残った同僚に疑問を投げてみた。
「『ボンソワール』と『ボンソワレー』ってどう違うの?」
「夜、人と会ったときに言うのが『ボンソワール』、人と別れるときが『ボンソワレー』だよ」
「うん、それは気づいていたんだけど、ソワール soir とソワレー soiree は辞書を見ると両方とも『夜』と書いてあるけど」
「その2つには違いはないね」
「じゃあ、なんでボンソワールは会ったときで、ボンソワレーは別れるときの挨拶なの? それが気になるんだよ」
「……ひとつ違うのは、ボンソワール Bonsoir は1語で、ボンソワレー Bonne soiree は2語だということだ」
「ああ、そうか」……って解決になってない!

 子供の頃、英語で Good evening、Good night はどちらも Good で始まるのに、前者は会ったときの挨拶、後者は別れる(寝る)ときの挨拶だと知った時も少し不思議に思った気がする。たぶん前者は「よい夜ですね」、後者は「よい夜をお過ごし下さい」が縮まったものでしょうね。evening より night のほうが遅い時間帯なので、Good ~ の挨拶の意味に違いがあるのは理解できる。でも soir と soiree の意味する時間帯はどちらも「夜、寝るまでの時間」と書いてあってまったく違いがわからないのだ。うーむ。